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(有)編集企画室 群 |
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愛知県名古屋市西区名駅二丁目27番6号
名古屋プライムセントラル ナゴノスペース (〒451-0045)
TEL 052-589-2771
FAX 052-589-2772 |
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ガーデンタウンのワークショップ。
コミュニティを育むきっかけづくり |
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瀬戸市みずの坂の住宅地の一画「ガーデンタウン」で、販売戦略の一環として、早い時期からコミュニティづくりを促進するために地区の小さな公園を入居者とともに計画するワークショップのお手伝いをした。
ガーデンタウンは、計51世帯のブロック。ワークショップ開催期はまだ販売中で、住宅建設中の人も多く、参加者は毎回平均10世帯。対象となるのは約200uの小さな公園ふたつ。この街での暮らしのイメージ出しから始まって、公園のイメージ、シンボルツリーの選択・・・。講師である庭園デザイナー・糟谷護さんと3回にわたって、我が家に一番近い公園の姿を考えた。
つたないナビゲ―ター役だったが、なんといっても参加者である若い世帯の熱心さに助けられた。上の子が小学校にあがるくらいの年代のご家族。これからこの街で、20年、30年と暮らす。新しい家、新しい暮らしに夢がいっぱいだ。隣近所、周辺環境への期待と不安も入り混じる。そんな時期に行われたワークショップ。参加者は積極的に、「おうちはどちらですか」と聞き合い、子どもの年齢を確かめ合う。せっかく暮らす街だから、隣近所、早いうちに顔見知りになって気持ちよくつきあっていきたい。誰もが抱くそんな思いに、ワークショップはまずはきかっけの場として、タイミングよく実施された。
そしていよいよ公園のイメージづくり。「この街でどんな暮らしをイメージするか」「どんな公園があったら楽しいか」。少しずつテーマに迫っていく。参加者からは、緑や花の豊かさに続いて、「地域みんなが子どもを見守ってくれるまち」「子どもが外で元気に遊ぶ声が聞こえるまち」「みんな仲良くできるまち」と声が上がる。子どもが巻き込まれる事件が多い時代、日頃の地域のつながりの大切さを確認し、そんなまちになったらいいねという気持ちを共有しあう。
ハイライトは、公園の樹木選び。2班に分かれてシンボルツリーの候補を出し合っていく。どんぐりが拾える木がいい、形のいい木がいい、葉が落ちるのは嫌・・・2つの公園に、見事にタイプのちがう樹木が選ばれたのが面白い。自分たちが選んだ樹木が、10年、20年、子どもたちとまちの成長を見守ることになった。
最終のアンケートでは、こうした試みを概ね評価し、好意的に受け止めてくれた参加者が多かった。「お金で買えないコミュニティの豊かさ――プライスレス」。どこかのコマーシャルではないが、コミュニティの良さは住宅地の販売ポイントとして十分にアピールするのではないだろうか。 (花島)
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グループワークの様子 |
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