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編集よもやま話

 数年前の話だが、ある朝新聞を読んでいると、その記事の中にうちの浦沢さんのコメントが出ているではないか。記事は「ボラみみ」というボランティアグループの活動を紹介したもの。彼女はそこでボランティアしている。「しっかり年齢まで出ちゃって・・・」。仕事場でさっそく話題にすると、「そーなんですよ、もっといろいろ話したのに、出たのは一言ですもんね」と不満気な様子。そしてその言葉、見事にグサッとはね返ってきた。
 「編集」という仕事を選んで、「取材」というものをするようになって、もう20数年。いろいろな人を訪ね、話を聞いて、感動したり共感したり。それを記事にする時は、謙虚な気持になって、その思いが少しでも伝わるようにと書いてきた(つもり)。けれども中には「一言」も確実にある。ここらで「一言」、結びの「一言」。
 原稿を書くって、空気を吸うみたいに自分の頭の中に入れたものを、こねて、丸めて、握りなおして吐き出す感じ。吐き出すためには材料がいる。資料でもいいけど、私は、そして群としては、生身の人間の言葉が聞きたい。その人の実感をつかみたいと思う。
 時間をさいて話を聞かせてもらうのだから、どんな言葉にも謙虚になって向き合いたいものだと、身近から我が身を振り返らせられた出来事でした。

(花島)

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