4月22日、瀬戸市みずの坂で花さか倶楽部による「チューリップまつり」が開催された。
「花さか倶楽部」は、新しく開発されたまちでよりよいコミュニティをつくるきっかけになればと、住民が活動を続けているグループ。
2年継続で富山県花き球根モデル事業として、富山県花き球根農業協同組合からチューリップの球根をもらい、みずの坂地内の機構用地に花壇を整地し、地域住民協力のもと球根5,000個を植え、いよいよ満開の季節を迎えた。
チューリップまつりは、植え込みに協力してくれた地域の人たちへの感謝のイベントだ。
まつりでは、隣の連区から「水野お狩場太鼓」の小・中学生がそろいの法被姿で元気なばちさばきを披露。子ども向けに風船のプレゼントやくじ引き、花壇からチューリップの苗おすそ分けなどを行い、楽しいひとときを過ごした。
新しいまちに集まった人たちが、新しいつながりを模索する。自治会でもなく、子ども会でもない、そうした既存組織の隙間を埋めるような、ゆるやかな住民のつながり。花さか倶楽部として蒔かれた種は、ゆっくり、しっかり芽吹いてきている。
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