Home
History & Outline
Warks
Link
pen・gin倶楽部 メニュー
  うきうき★ツキイチステージF
MOVIE◆ANPO
円頓寺商店街
うきうき★ツキイチステージE
トロンと散歩A
「ボラみみ」10年目の庭 
うきうき★ツキイチステージD
トロンと散歩
うきうき★ツキイチステージC
コンサート バンザーイ
幻の川上貞奴邸
ホームレスの自立の手
戦争と平和の資料館
うきうき★ツキイチステージB
オバサンのつぶやき・・・
編集よもやま話
いつもの街を歩いてみると
NPO聞きかじり
バックナンバー
(有)編集企画室 群
愛知県名古屋市西区名駅二丁目27番6号
名古屋プライムセントラル ナゴノスペース
(〒451-0045)
TEL 052-589-2771
FAX 052-589-2772
コミュニティづくり
「花」で広がるまちづくり
花さか倶楽部 チューリッププロジェクト2005
 愛知県瀬戸市みずの坂の住民が中心になって活動する花さか倶楽部。昨年に引き続き、今年も富山県モデル花壇事業として、日本一のチューリップの産地・砺波から球根5千個が花さか倶楽部に贈られ地区内に花壇をつくった。
 昨年応援に来てくれた瀬戸北高校に、今年もぜひ若い力をと、花さか倶楽部のスタッフである地区の自治会長が教頭先生にお願いに出向いたところ、総合学習で1年生150人が来てくれた。瀬戸北高校では日頃から、みずの坂の美化活動などを行い地域への愛着と関心を高めているとのこと。「きれいな地区ですね、ごみあんまり落ちてないんですよ」と教頭先生。「いい町でしょ。」と目を細める自治会長。
 瀬戸北高生の作業の後を、参加した地域の人々およそ100人が引き継いだ。お父さんが溝を掘り、子どもたちが球根を並べて、チームワークよく植える家族、誘い合って参加した年配の女性二人組。今年も多くの人の協力を得てチューリップ花壇をつくることができた。冬を越して来年4月下旬、開花の時を楽しみにしている。
 花さか倶楽部では、「種から育てるビオラづくり」も恒例行事となっている。ホームセンターに行けば100円も出せば買えるパンジーやビオラ、普通なら種から育てるなんて、ほとんどしない。それを、みんなで集まって種まきをし、各自が家に持ち帰り発芽管理し、またポット移植で集まってお互いの育ち具合を見せ合い、家に持ち帰ってさらに育てて、最後に苗を持ち寄って地域花壇用と参加者分配用に分ける。小さな芽からつぼみをつけるまで育てるのはけっこうむずかしいが、失敗も経験のうち、大らかに取り組んでいる。
 みずの坂は都市機構が開発した新しい住宅地であり、住民もさまざまなところから移り住んでいる。小さな子がいるなら幼稚園や学校を通して顔見知りになるが、一定の年齢以上になると、なかなかきっかけが見つけにくい。花さか倶楽部にも「ずっと引きこもり状態だった」と言ってやってきた名古屋から引っ越した人がいた。「花」なんてありふれているが、素直に人をひきつける力がある。だから、「花さか倶楽部」はまだまだやれることがたくさんある。                                 (花島)
 
瀬戸北高校の生徒たち 家族そろって参加
 
   
Topへ
Copy Right (C) 2005 Editorial&Planning Office GUN Co,Ltd. All Right Rserved.
このウェブサイトの内容を転載、複製はできません。